伊勢神宮
伊勢神宮への参拝客は、年々増え続けているようですので、冬の旅行に伊勢志摩を計画されている方もおられるかと思います。
伊勢神宮は、テレビなどでもよく見かける有名スポットですから、一度、伊勢神宮へ行ってみたいという方も多いでしょう。伊勢神宮は、別名、お伊勢さんとも呼ばれ、古くから人々に親しまれてきました。
伊勢神宮への参拝は、江戸時代から盛んになり、江戸時代の後期には、一年間の参拝数が500万人を超えたと言われています。そもそも伊勢神宮への参拝が、日本人にとって国内旅行の始まりだという説もあるほどです。
「伊勢神宮」というのは総称であり、たくさんの施設が敷地内にありますので、時間に余裕を持って参拝することをお勧めします。
伊勢神宮の散策時間は、外宮参拝の一周は40分、内宮参拝で60分はかかるでしょう。ボランティアガイドに案内を頼むと、外宮で60分、内宮で90分ほど要します。しかし、丁寧に見所を紹介してくれますし、ぐっと伊勢神宮について知識が深まるのでぜひ利用したいものです。
皇室の御祖神「天照大御神」を祀ってある「皇大神宮」と、天照大御神の食事を司っている神様である「豊受大御神」が祀られている「豊受大神宮」の二つを中心として、14の別宮と43の摂社、そして、24の末社、さらに42の所管社を合わせて「伊勢神宮」と言います。
また、神宮は玉砂利の道になっていますから、伊勢神宮へは歩きやすい靴を選びましょう。伊勢神宮への参拝の順と作法はご存知でしょう。
外宮から内宮へ、この順で参拝します。鳥居をくぐるときは、軽くお辞儀をします。拝礼は、「二拝二拍手一拝」にて行います。内宮でも外宮でも、ご正宮は日頃のご加護に対する感謝を神様に伝える場所とされており、個人的なお願いごとはしません。個人的なお願いごとをするのは、外宮・内宮とも、それぞれの「第一の別宮」と言われています。